コードプロテクトか…
仕事で使うために、以下の IC を購入した。送料別で ¥720 でした。
写真のように「バトルサウンドキット」の回路を参考にして、ユニバーサル基板で回路を作り、動作させてみた。(※写真の下側にあるスピーカーの載っている基板) そんなに複雑な回路でもなかったので、ちまちまハンダ付けしていたら完成し、無事に動作した。(^-^;
構成部品として挙げられていた「抵抗内蔵トランジスタ DTC114ESA」が手元になかったので、標準的な 2SC1815 とカーボン抵抗(10kΩ × 2)で代替えしました。単なるトランジスタ増幅だけなので、そんなに大きな音量にはなりません。当たり前だけど、音量を求める時は、別にちゃんとした増幅回路が必要になりますね。
で、商品説明にも書かれているように、この 8ピンの IC は PIC にプログラムを書き込んだもののようだったので、写真のように以前に作ってあった 8ピン用の PIC を PICkit3 と接続するための基板(写真右上の基板)を使って、どんなプログラムが書き込まれているのか確認しようとした。
想像はしていたけれど、書き込まれているプログラムを読み込んでも、上のように「Code Protect」と表示されるだけで、PIC を複製することはできませんでした。(^-^;
わかったことは、
- 使われている PIC は PIC12F683 という秋月電子通商で購入すると ¥120。
- PIC に書き込まれているプログラムには「コードプロテクト(Code Protect)」がかけられており、複製できない。
- 差額の ¥600 が 4種類の音を鳴らすプログラムの代金。
- 同じものが欲しければ、素直に ¥720 で購入すべし!
という当たり前なことでした。(^-^;