Apple よ、ユーザーに選択させればよかったのに...
いろいろなところで報じられているけれど、iPhone のバッテリー劣化にともなって、動作速度を低下させていた問題に、Apple なりの結論を出したみたい。
Apple としては、
- 旧機種の稼働速度を意図的に下げていたことについて謝罪
- 可動速度を下げていたのはいきなり落ちることを防ぐ対策であり、買い替え(アップグレード)を促すためではないと説明
- iPhone 6 以降を対象に割引価格でのバッテリー交換を提供
という内容でこの問題に決着をつけたいようだ。記事の中では、
加えて、2018年の早い時期の iOS アップデートでは、バッテリーが経年劣化しているか、性能に影響を与えているかをユーザーに表示する改良も追加予定。バッテリーの劣化と制限が原因で遅いのか、そうでないのか把握できるようになります。
と書かれており、iPhone の画面上でバッテリーの状況を確認できるようになるのだと思います。
思うに、はじめからこのような UI にして、速度制限をかけるか否かをユーザーに選択させていればよかったのだ。バッテリーの劣化を検出した時に速度制限をかける設定をデフォルトで ON になっていても構わないが、勝手に速度制限をかけられていた点が問題視されているのだろう。難しいことは勝手にやってくれるのはありがたいけれど、隠してしまわれるのは考え物だ。
とりあえず、1月下旬~12月までは特別価格でバッテリー交換してもらえるようなので、余裕のあるタイミングで愛用している iPhone 6 のバッテリーも交換してもらおうと思います。(^-^;