ESP-WROOM-02 を使うための基板を、Fusion PCB で製造してみた。
以前に投稿した ↓ の記事でも使っていた秋月電子通商の「Wi−Fiモジュール ESP−WROOM−02 DIP化キット」に、Arduino IDE でプログラムを書き込むための基板を、Fusion PCB で製造してみました。
今回は Fusion PCB で
日本のメイカーズを支援するために、今回特別キャンペーンをおこないます。基板の製造費用+送料がセットで驚きの価格$7.9になります。この特別キャンペーンは5枚の100*100mm以内の二層プリント基板と配送業者のSingapore Postでのお得なセットです。このキャンペーンの平均納期は15営業日ぐらいで、3日間の製造時間と12日間の輸送時間が含まれています。
というお得なキャンペーンが行われていたので、注文してみました。 ということで、上の写真では数量が 5pcs となっています。
いわゆるプチプチな梱包を開くと、こんな感じで 5枚の基板が入っていました。100×100mm のサイズに収まっていれば、同じ基板であれば複数割り付けられていても大丈夫なので、製造したもらったのは 5枚ですが、出来上がった基板は 10枚になります。
基板中央にある線が、「Vカット」と呼ばれるもので、基板の両側から切り込みが入っていて、チョコレートを割るように簡単に切り離せます。この「Vカット」が入っていると、サイズ内であれば同じ基板を複数枚割り付けられます。 ※サイズ内であっても、異なる基板を割り付けると追加料金が加算されるので注意が必要です!
右上がエッチングした基板によるもので、左下が Fusion PCB で製造したものです。機能的には同じものですが、やはり Fusion PCB で製造したものの方がカッコイイです。
ちょっと失敗したのは、
- 三端子レギュレータのホール径が小さくて、TO-220F パッケージのリードが入らない
- タクトスイッチのホール径が小さい
- 逆流防止のダイオードのホール径が小さい
とホール径が小さかったことでした。タクトスイッチをダイオードは、何とか挿入できたのですが、三端子レギュレータはどうにも入りませんでした。製造に出す前に、太目なリードの部品については、ホール径を確認した方がいいですね... (-_-;
でもって、三端子レギュレータのホール径が小さかっただけでなく、手持ちの 3.3V 用の三端子レギュレータが TO-220 系のものしかなく、基板に挿入できなかっただけでなく、ピン配置にやられました。(>_<)
三端子レギュレータのピン配置は、IN-GND-OUT か、その逆だろうとはんだ付けしたところ、OUT-IN-GND という変なピン配置だったために、2つの部品をロスした上に、↑ の写真のように怪しいはんだ付けをしなければならない羽目になりました。(-_-;
当たり前のことですが、使用する部品のデータシートはよく確認しましょう!