メールアドレスを整理する
多くの人がいくつものメールアドレスを持っているかと思います。わたしもいろいろなサービスを試したりした結果、多くのメールアドレスを持っていますが、実際に使っているのはいくつかで、あとのメールアドレスは放置されたままになっているような状況です。
「こんな状況はよくないな」と思い、メールアドレスを整理することにしました。
どんなメールアドレスがある?
整理してみると、メールアドレスとして使えるものにはいくつもありますが、列挙してみると次のような感じ。
- @nifty(現在は、「@nifty基本料金」だけの支払い)
- 自宅のネットワークインフラに利用している CATV による発行されたもの
- Gmail(個人、仕事用に複数...)
- iCloud(iPhone を利用しているので)
- Yahoo! メール
- Outlook
いくつもあるのですが、常用しているのは @nifty、Gmail、iCloud の 3つです。
プロバイダーのメールアドレスは必要か?
@nifty については、NIFTY-Serve と言われていたころからなので、かれこれ 30年くらい使っています。電話回線を利用して、アナログモデムで「ピーガー」と言わせながら、そんな頃から使っていたので、思い入れのあるメールアドレスだったこともあり、自宅に CATV などでネットワークインフラを確保しても、契約を継続してメールアドレスを保持していました。
現在は、ダイヤルアップ接続の「スタンダード料金コース:@nifty基本料金」で契約しているので、月々 250円(税込 275円)を支払っています。
この料金には、メールアドレスの保持に加えて、「ココログ」のベーシックプランが付属しています。このはてなブログを利用する前は「ココログ」を利用していましたが、現在はこちらに移行しているので放置状態です。
メールアドレスを保持しているためだけに、月々課金されているような感じです。
今回、メールアドレスを整理しようと思ったのは、このような @nifty の利用状況も一つの理由です。
以前は、「無料で利用できる Web メールのメールアドレスが信頼できるか?」といった点でも、プロバイダーが提供しているメールアドレスを持っていることが求められるような部分もありましたが、最近ではそんな心配もなくなりました。
実際、自宅で利用している CATV のメールアドレスはまるで利用していませんし、携帯電話で利用している IIJmio ではメールアドレスの発行を「セーフティメール(月額 330円)」のオプションサービスとして提供しています。
もう、ネットワークインフラとメールアドレスをセットにして提供しなければならない風潮ではなくなってきたのだと思います。
届いているメールの整理
まだ、明確に @nifty を解約する決断はできていませんが、メインとして使用するメールアドレスを Gmail に移行していくことを決めました。
- メールボックスに残っているメール
- Google Chrome が記憶しているパスワード
といったところから、@nifty のメールアドレスが登録されているところを確認して、
- 登録されている情報を Gmail のアドレスに変更
- 不要なメールサービスを解約
- 設定されているパスワードを強固なものに変更
といったことを行いました。
サービスによって、メールアドレスの変更に認証が必要だったり、メールで問い合わせなければならなかったり、と対応は様々なのですが、何だか、昔のアルバムを見返しているような感じになりました。使っていないサービスを放置したままにしておくのではなく、整理するのもいいんじゃないか、と思いました。