ASUS R512MAV-1025W を SSD にして高速化(1)
以前にもネタにしたサブ機として稼働している ASUS R512MAV-1025W が、あまりにも遅くてじれったいので、HDD を SSD に換装してみることにしました。
もともとのパソコンの性能も貧弱なので、容量が少なくなったり、新品にはこだわらず、安価に換装しようと思っています。
確認したところ、ASUS R512MAV-1025W の内蔵 HDD は「Seagate ST500LT012」という、現在も小売りされているもので、
容量:500GB 回転数:5400rpm キャッシュ:16MB インターフェイス:Serial ATA300 厚さ:7mm
という感じの仕様でした。
SSD に換装する前に、HDD の状態でどれぐらいの性能なのかを確認しておきます。まずは、「CrystalDiskMark」でベンチマークを確認してみると、下図のような感じでした。
2回測定して、少しぶれている感じがしないでもないのですが、雰囲気としてこんな感じです。この値の良し悪しはわかりませんが、この値が基準値となります。
また、上記の数値だけでは今一つ実感できないので、Windows の起動/終了時間を計測しておくことにしました。どのように計測するのが誤差が少ないのか悩んだ結果、以下の URL で紹介されていたイベントビュワーに記録されている時間を確認することにしました。
結果として、5回の再起動で得られた起動(スタートアップ、ブート所要時間)/終了(シャットダウン、シャットダウン所要時間)は
- 146.455秒/39.131秒
- 155.252秒/37.979秒
- 140.419秒/38.024秒
- 142.736秒/41.379秒
- 137.131秒/42.480秒
という感じで、単純に平均すると「144.40秒/39.80秒」という感じです。
このような状況の HDD を SSD に換装するにあたって、前述したような「容量が少なくなっても構わない」「中古でも構わない」という感じで、メルカリで安価に入手しようと探したところ、「ADATA ASP550SS3-120GM-C」と思われる中古が 2,200円で販売されていたので購入しました。
仕様としては
容量:120GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
という感じで、元の HDD と同じ「2.5インチ、7mm厚」という形状のものです。現状の高性能なモデルに採用されている「M.2」という高速なインターフェースを採用したものでもないため、手持ちの USB-SATA 変換アダプタを使えば、Windows を再インストールすることなく移行させられると思います。
次回は、SSD が納品されたら HDD と換装して、上記の HDD の状態での測定値と比較してみようと思います。早くなるのは確実なのでしょうが、どれぐらい早くなるのでしょうか?