ASUS R512MAV-1025W にメモリを増設する
光学ドライブを内蔵していない MacBook Pro の手助けに、父親からおさがりでもらった ASUS R512MAV-1025W が、サブ機として今でも稼働しています。
もともとは Windows 8.1 で発売されたものですが、現在は Windows 10 にアップグレードしてあります。 とは言え、Intel Celeron N2840 @ 2.16GHz と今では貧弱な CPU なのに加えて、メインメモリが 2GB しか搭載していないので、なかなか快適とは言えない状況です。(^-^;
このパソコンに投資するのも得策とは言えないものの、あまりにも悲しい状況なので、メモリを増設することにしました。
ちなみに、メモリは新品を購入するのではなく、メルカリで安価に出品されているものの中から選びました。メインメモリを 2GB → 4GB にしても改善されないような諦めるしかないな、という感じです。
ちなみに、メルカリで「PC3L-12800 DDR3L 4GB」という感じで検索して見つけたメモリを使用しました。今回は送料込みで 1,700円で入手できました。 ※交換したメモリは使ってくれる人がいるかもしれないので、同じようにメルカリに出品してみようと思います。
メルカリで入手した 4GB のメインメモリを、ネットの情報を参考にしてパソコン本体を分解して、メモリスロットに手が届きました。ユーザーに交換させるつもりがないのでしょうが、メモリスロットが一つしか用意されておらず、容易にアクセスできる場所にありません...
何とかメモリを交換(容量的には「増設」だが、物理的には「交換」)して、Windows 10 を起動させてみると、動作が少しキビキビしたような感じがします。体感的な感覚だけでは心もとないので、ベンチマークの値で比較してみます。
CineBench を実行してみた結果が以下の通りです。はじめて使ってみたベンチマークですが、137pts → 146pts と向上しています。最近のパソコンのベンチマークと比較すると、悲しくなる数値です...
Windows に標準で用意されている WinSAT(Windows システム評価ツール)の結果は、以下の通りです。
メインメモリを 2GB → 4GB にしたことで変化したのは、
- GraphicsScore : 4.3 → 4.4
- MemoryScore : 5.5 → 5.9
- WinSPRLevel : 4.3 → 4.4
といった感じです。最後の WinSPRLevel は「基本スコア値(SPR:System Performance Rating)」というもので、システム全体の指標のようなものです。
メモリが増加したことで劇的な変化ではありませんが、状況が改善していることは事実なので、費用対効果としては満足しています。更なる改善を望むときは、HDD を SSD に交換するしかないのでしょうが、そこまでするパソコンでもないので、この辺にしておきます。