パスワード送出器を作る (6)
ふとニュースサイトを見ていると、自作キーボードのキットが紹介されていました。
わたしも過去に作成したパスワード送出器と同じような構成で、カスタマイズ可能な自作キーボードとして販売されているようです。
一年以上前に作成したものの記事にしていませんでしたが、過去に作成したパスワード送出器は「キャラクターディスプレイ GMD1620BLY を使ってみる - ともかつの日記」で動作確認した LCD 液晶とキーパッドに交換し、少し形状が変わって、現在も稼働しており、日々の業務で役立っています。
どんな感じになったかというと、
といった変更を加えています。キーパッドがボタン式になったことで、押しやすくなったように感じています。ケースが少し大きくなったことや、フィルムケーブルを利用しなくなったことで、ケース内の配線などもスッキリしています。あまり持ち歩くことはないと思いますが、接続用の USB ケーブルを取り外して、ケース内に収納できる余裕があります。
それぞれの部品は、ケースに両面テープで固定されているので、ケース裏面にネジなどの突起が出ていたりもしませんが、クリアなケースなので両面テープで固定してあるのがよくわかります。
Arduino のプログラムが書き込まれており、通電している分には USB キーボードとして認識され、所定のキーを押すと、対応する文字列(ID やパスワード)を入力したようにふるまってくれています。
職場の机上はこんな感じになっています。2種類のネットワークに接続されたそれぞれのノートパソコンで仕事をしなければいけませんが、キーボード・マウス用パソコン切替器 - KM-A22BBK で切り替えることで、スッキリした環境を実現しています。
パスワード送出器、パソコン切替器、マルチディスプレイ、と自分の仕事しやすい環境を整えることって大切だな、と思います。2台のノートパソコンを素のまま並べているのと、↑ の写真のような環境では、作業効率が随分違うと思います。
こういったところから業務改善してみるのはいかがでしょうか?